建築現場
実際の建築現場での写真で地場産木材を使用した木造住宅の各部をチェックしてみましょう
使われる部所によって木材の樹種も 寸法も変わります
強度を保つために固定する金具もいろいろな種類があります


土台・柱材
土台は桧材、柱は杉材が多く使われます。土台は他に米材の栂に防腐剤を注入したものや同じ米材のヒバが使われることもあります。断面寸法は105ミリ角や120ミリ角が一般的ですが、150ミリ角やもっと大きな角材を使うこと もあります。

桁・梁材
桁や梁には杉や米松が一般的です。杉は価格も安く手に入りやすいのですがやや柔らかいため大きな断面には不向きです。大きな梁には米松材が使われ、強度が必要で梁の高さを抑えたいときには米松の集成材エンジニアリングウッドも使われます。

締付金具
桁や梁を柱と結合するときにはほぞなどの特殊な仕口加工が行われますが、さらにその仕口が地震などの揺れで引きぬかれないようにボルト金物等で引っ張って補強します。金物は国の基準が設けられているものを使用します。

小屋火打ち梁

ひねり金物
地震による揺れで躯体がねじれるのを防ぐのが小屋火打梁です。普通はこのように柱と同じ杉材を使うことが多いですが、基準に定められた金属でできた火打ち金物もあります。桁や梁が直角に交差するところに数多く取り付けます。
垂木と桁をガッチリとつなぐのがひねり金物です。台風などで強風によって軒先が風であおられて吹き上げられるのを防ぎます。昔の住宅ではこの金物をつけていな いことが多く、屋根もろとも吹き上げられて破壊されることが多く見られました。

筋交金物
地震の揺れで躯体がねじれるのを防ぐのが筋交いで、この筋交いと柱をしっかりと固定するのが筋交い金物です。必ず筋交いの上下に付けなければなりません。現在金物の形状にはいろいろな種類があります。

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